こんばんは鍛治本です。
昨日は舞台「背信者」の稽古はお休み。
僕は事務所養成所のレッスン講師。
基本的には舞台の稽古が始まると、どっぷりとその台本に浸かってしまうから、こういう仕事は、気分転換(といったら失礼か)というか、もう一度、視野を広げてフラットにしてくれるのでありがたい。
これからお芝居の道を歩んでいくみんなと、じっくりと演技について一緒に考える時間。
とはいえ、みんなに言ってることと、自分が稽古やお芝居に取り組んでいる時に考えたり、大事にしていることって、そんなに変わらない。
基本であり、一番大事なことでもある。
俳優として仕事が続けられることや、売れることには、ある程度のゴールがあるかもしれないけど、自分の納得のいくお芝居を自分が出来るということには、きっとゴールがない。
納得がいくことなんて、死ぬまでないかもしれない。
だから面白くもある。
養成所のみんなに分けてもらった初心を持って今日も稽古稽古。