こんにちは鍛治本です。
「背信者」の稽古は、第三稿の台本を読み合わせして、変わった箇所の動きを調整する段階。
第二稿(読み合わせで使ったもの)で、疑問に思ったことや分からないことを、僕達から作・演出の小御門氏に伝えたところ、それも含め修正してくれて、やりたいことや世界観はそのままに、お客さんにも出来るだけストレスなく観劇を楽しんでもらえる形になったと思う。
お芝居作りは共同作業。
昔々は、演出の言うことは絶対で役者がそれに何か言い返すことはしてはいけない、という時代も正直あった。
でも、みんなの知恵を絞った方が確実に沢山の意見が出て良いし、何より、それぞれがどんなことを感じているのか共有した方が、お芝居は作っていきやすいと個人的には思っている。
だから、結構、こざこざと疑問点をぶつけてしまった(ごめんね、小御門先生!)
やるからには面白くしたい。
もちろん、時間やお金、様々な制約があるから、100%満足出来るなんてことは、ありえない。
でも、ギリギリまで面白くする姿勢でいることが、お金を払って、時間を使って、楽しみに劇場に来てくれる、配信を見てくれるお客さんへの僕達の最大限の責務だと思う。
ここからギアがまた一段上がる。
行ってきまーす。