こんばんは
鍛治本です。
大人になると、悪知恵がついてくるというか、何となくスマートに見せたり、
やっている風味を出すことを覚えてくる。
いや、ハッタリが大事な時ももちろんある。
誰かがそれを受け止めて幸せになるなら、いくらでもハッタリをかます。
でも、今だ。今。
家にいて、「自分にとっての本当の幸(さいわい)」について考える。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読しているからだろうか。
お前が、本当に望んでいることは何なのか。
建前や、カッコつけた理想ではなく、タケノコのようにぺりぺりと皮を剥いていった先に残るものは何なのか。
それを考えると、ある一つの答えに行き着くし、
その為には、結局、一瞬一瞬愚直に積み重なっているのか、積み重なっていないのか分からないくらい、薄い皮を一枚一枚積み重ねていくしかないのだと思った。
どんなにコツを得ようが、抜け道を見つけようが、そこで得られるゴールらしきものは、ただのチェックポイントに過ぎず、死ぬまで自分と他者の幸の為に、日々積み上げて、そしてそれを幸として味わって生きていくしかないんじゃないか(#病んでません)
学校でそこそこいい点数を取るのは、いくらでもコツがあるし、たとえ80点止まりでも言い訳が立つ。自分はまだ本気出してないと(#いつ出すんだ?)
でも、今になって確信する。コツコツ自分と取り組みべきものとの距離を見極めて日々コツコツ取り組む奴が、必ず幸を見つける。
いや、大人になっての人と小競り合いしながらのコツコツはかなりキツイ。
終わりがないし、自分よりコツコツやる奴はごまんといる。
でも、そこにしか幸はないし、結局他者じゃなく自分との戦いだと気付く。
何で、勉強しなきゃいけないのか分からないっていう思春期の専売特許的悩みの答えはそれじゃないかと思う。
死ぬまでコツコツやる為。
そして大人になってのコツコツは、何も教科書や机とにらめっこしてばっかりのコツコツじゃない。
大人になってのコツコツは、死ぬほどキツイけど、きっと死ぬまで楽しい。
こんなことを考えられる時間に感謝(#病んでません2回目)
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