おはようございます。鍛治本です。
ブログではお久しぶりです。
ブログを書かない間に、あれよあれよと本日、MELT『スネーク・オイル』開幕です。
20代のみんなとコント×演劇で面白いものを作ってます。
稽古が始まった序盤、MELTメンバーの平田純哉くんに、「鍛治本さん、こんなに歳が離れた人たちとお芝居作ったことあります?」と聞かれた。
そ、そうなの?そんなに歳が離れてるの?
全く気付いてなかった。
そもそも歳を気にしたことがないし(自分のも共演者のも)、全く年齢が気にならないほど皆んなしっかりしていたから。
いや、逆かもな、今の若い人たちの方がしっかりしてるのかもしれない。
平田くんはよく、みんなに、「進行が拙くてすみません」と謝るけど、全然そんなこと感じたことがない。
今の演劇界の状況(コロナ後の集客の落ち込み、資材高騰、ハラスメント)の中で、幼馴染と一緒に演劇をやるユニットを立ち上げるのは大変ながらも本当にすごいことだと思う。
演劇界なんてものは気にせず、彼らが自分たちの演劇を存分に楽しめたら嬉しいと心から思う。
おこがましいけどおっさんとして、その為に何か力になれることが少しでもあれば、と出演を即決した。
実際、今日まで一緒に作ってきて、歳の差を感じたことは一度もない(少なくとも僕の方は)
ただただ、一緒に笑い、悩み、もがいて準備してきた。
やっぱり演劇には歳も性別も経験も関係ないと思っている。お客さんも含め。
ただ、色んな属性の人たちが劇場に一堂に会した時、それぞれが感じることが違うのが、面白い。
今日の初日、皆さんがどんなこと感じるのか、楽しみ。
MELTチームの一員としてお待ちしております。