自己のための表現、他者に向けた行動

こんばんは
鍛治本です。

今日は一日、家でトレーニングをしたり、YouTubeの編集をしたり、台本を読んだり、勉強をしたり。

この歳になっても時間が足りない。
否、大人になったから時間が足りないのかもしれない。

本当に学びたいこと、身につけたいものがはっきりしてくるし、学びというのは、そこまで行っても終わることがないことを知ることになる。

5月に出演していた舞台「桜川家の四兄弟」が今日の18時から配信で観られるようになった(『Spring Grieving』という二本立て公演の一本)

稽古の5週間、たくさん考えてたくさん準備してたくさんもがいた。

演技が、「感情を表現して見せるもの」だと世間では思われがちだけど、そうじゃなく、役者が登場人物の代わりに「行動」することでその瞬間何が生まれるか、という試みである、という考えにここ5年ぐらい基づいて活動している。

その実践の場として僕の中でとてもフィットするのが、「桜川家の四兄弟」を上演したPLAY/GROUNDだったりする。

今日から始まった配信映像にその試みがちゃんと映っているのかは、まだ分からないし、あの密な劇空間だからこそ成立していたやり取りがふんだんにあったとも思う(その時その時のお客さんとのやりとりもたくさんあった)

だけど、東京まで観に来られなかった方や、劇場にそもそも足を運んだことがない方にまで、この作品をお届けできる可能性があるというのは本当にありがたい。

結果として、あの場所で起きていたことが、映像には残されていなかったとしても、自己を満足させるだけの安易な「表現」に逃げずに、常に他者に働きかけようと「行動」する、という試みの何かしら、足掻きみたいなものは残っているんだと思う。

僕は今、こういう戦いを挑んでいます、という記録として見てもらえたら嬉しいです。

感想なんてくれたら、もっと嬉しいです。

一度劇場でみた方も思い出しながらお楽しみください。

配信購入はこちらです→https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=72566&

追伸

明日は、次の公演のブロマイド撮影があるらしいです(そう。人様に自分の写真を売りつけるような職業です。)
飲み過ぎ注意。

追伸その2

YouTubeに動画をアップしました。
長尺ですが、とってもお気に入りの動画です。
ぼんやり見て見てください。
そして必ずチャンネル登録すること。

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