役者になるきっかけ

こんばんは
鍛治本です。

子供の頃から、俳優になるということ以外に他の選択肢を持ったことがなかった。

本当に物心ついた時から、「俳優」という単語さえ知らない時から、なると信じて疑わなかったし、その当時から、趣味ではなくご飯を食べていく手段として考えていた。(もちろん「趣味」という単語も知らない)

我がことながら、なぜだろうと不思議に思う。

芸術一家に生まれたわけでもない、映画館は街に一つ。
いつ行っても二本立て上映をしているようか小さな映画館だった。
ましてや、舞台芸術に触れる機会なんて皆無だった。

だから僕は、役者をやっているとよく聞かれる質問ベスト5に必ず入ってくる「役者になろうと思ったきっかけは?」というやつに、答えることが出来ない。

昔、入院して、その時よくしてもらった看護師さんに憧れてとか、病気の人を救いたい!という使命感とかを持ち看護師さんや、お医者さんになる人が眩しく見えるし、
日々の生活の為、と、いろんな職業でしっかり働いているみなさんも本当に尊敬している。

一度もなると信じて疑わなかった役者になったけど、そのモチベーションの根っこの部分に何が埋まっているのか、掘り出せたこともないわけである。

誰かを幸せにしたいのか、はたまた自分のためにやっているのか、プロになり考えるようになったけど、バシッとした答えがあるわけでじゃなく、自分と他人を行ったり来たり。

役者になってからは、ここでは書くのが憚れるぐらい辛いことがたくさんあった笑
それでも辞めたいと思ったことは一度もなかった。

だから、やっぱりこと仕事が好きなんだろう。

ただ、今回のコロナ騒動の最中、実は一度だけ、「辞めてもいいかもしれない」と思った。

何かきっかけがあったわけじゃない。

ただふと、ごく自然にいろんなことを考えていた流れの中で頭に浮かんできた。

いやになったとか、この自粛が辛いとかっていうネガティブなものじゃなく、
「ああ、もう大丈夫なんだな」という言葉とともに浮かんできた。

特別な人間になりたかったのかもしれない。
役者なんていう浮世離れした職業に就けば一目置いてもらえると思っていたのかも。

でも、そんなこと気にしなくても「ああ、もう大丈夫なんだ」と思った。
そして、役者じゃなくても誰かを助けてあげられるかもしれないとも思った。
自分が特別な存在になりたくて始めたものが、僕の中ではいつの間にか、やはり他者に向けられるものに変わっていたらしい。

結果として、役者を辞めることは今、考えていない。

これから、新しい役者人生がまた始まるんだと思う。

おやすみなさい。



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