こんばんは
鍛治本です。
今日もムシラセ『眩く眩む』の稽古。
やっと台本の最後まで一通りやってみることができました。
稽古初日には台本ができていた(しかも第5稿)ことを考えると、遅くないか?と思われるかもしれませんが、ここまで来るには乗り越えなければいけない壁というか山場みたいなものがいくつかあって、そこをなんとなくふわっとさせたまま先に進んでもいいことないよね、みたいな感覚が全員の中にあったので、不思議な進捗ではなく当然の進み具合かなという感じ。
だから、めっちゃ稽古してる部分と、今日さらっと段取りを確認しただけのところが存在する訳ですけど、今日はそのまままさかの通し稽古へ。
とはいえ各シーンの繋ぎはまだ固まってないので、粗通し、いや、ふわっと通しくらいの感じ。
通してみての個人的感想は、谷口継夏氏と小島あやめ氏、物語の中心に若いキャストの二人がいるのがめっちゃ良い!ってこと。
まだまだ不安要素も各々の中にはあるだろうけど、それを抱えたまま、でも、グッと歯食いしばりながら、何かを掴もうとしてるのが、そのまま物語の中の登場人物としての二人に反映されていて、グッとくるものがたくさんある。
2時間弱の時間の中で、その都度成長していく様を見られるのは、なんとも貴重なものを見せてもらっている気がして、見ていて震えるのです。
長年やってりゃあ、経験や技術は嫌でも蓄積されていきます。
それをどう捨てていくかが、大人の課題になってくるわけですが、何も持たずに立ち向かおうとする勇気みたいなものは若い時にしか売り物にできないものかもな、と思うわけです(二人は多才なものを持ってますがね)。
そしてそれはとてもとても美しい貴重なものなんです、きっと。
それを間近で見せてもらえることに感謝。
おじさんも捨てる勇気持って臨もうと思う。
若い俳優の貴重な時間、ぜひ目撃しにいらして下さい。
公演詳細、チケット予約はこちら→http://confetti-web.com/mabayukukuramu
ムシラセ『眩く眩む』
2023年9月6日(水)-10日(日)
劇場MOMO
作・演出 保坂萌
全席指定席
取り扱い カンフェティ
http://confetti-web.com/mabayukukuramu
【キャスト】
藤尾勘太郎
谷口継夏
鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
小島あやめ
岡野一平
瀬戸ゆりか(青年団)
つかてつお
有薗芳記
【日程】
9月6日(水)19:30
9月7日(木)19:30
9月8日(金)14:00/19:30
9月9日(土)13:00/18:00
9月10日(日)12:00/16:00
全席指定席・前売り 4300円/ 当日 4500円
★スペシャルチケット 10000円
選択キャストのブロマイドセット
藤尾勘太郎デザイン非売品Tシャツ
※グッズは終演後受付にてお渡しします
【スタッフ】
脚本・演出・写真 保坂萌
舞台監督 大石晟雄(劇団晴天)・加藤葉月
舞台美術 藤尾勘太郎・輝蕗
宣伝美術 藤尾勘太郎
照明 保坂美沙(C.A.T)
音響 大貫誉
楽曲 Renn Saito
演出助手 廣川真菜美(maars inc.) 日野あかり(日本のラジオ)
宣伝動画 つかてつお
制作 小泉美乃(合同会社soyokaze)