こんばんは
鍛治本です。
久しぶりに怖い夢を見た。
いや、怖い夢はそこそこ見る。
最近は割と血みどろ系の怖い夢が多い。
でも、今朝はそれよりも怖い夢だった。
特に俳優にとって一番怖い夢。
そう。『セリフを覚えてないのに本番があと5分で始まる夢』
俳優のど定番の夢だけど、最近はあんまり見ることがなかった。
『ズベズダ-荒野から宙へ-』が3部作で、6時間分の台本を抱えているからだろうか。
しかもちょっとリアルなのが、全く知らない本番ではなくて、あらかじめ配られていた台本に、配られてすぐ一度目を通し、「ふんふんふん、なるほどね、こんな感じかぁ。まあまだ時間あるし前の方だけ読んでおこう」と学生時代からのサボり癖を夢の中でも発揮していた!
それで余裕ぶっこいてたら、「そろそろ本番ですよ」のいきなりの一声で「え??いつの間に??」と焦り始める。
しかも、またリアルなのが、ギリギリまで本番をどう切り抜けようか夢の中で考えている自分がいたこと。
「台本を舞台上に仕込んどくしかないな。おお、あそこにちょうどよく前が隠されている机があるから(学校の体育館で校長先生が話す台みたいなの)そこに置いて誤魔化そう」
夢の中とはいえ、誤魔化すことを一生懸命考えるプロ意識の低さ。
しかし、慌てて台本を確認すると、どうやらその校長先生専用机から離れなければ成立しない役みたいだ!
どんな役かよく分かってないが!!
「開演しまーす!」
まずい、万事休すかぁあああ。と絶望しかかった時に、朝ごはんをねだるちまき(飼い猫)に鼻の頭をガリガリと舐められ目が覚めた。
「た、助かった、夢か、、」
夢でよかったとは思いながらも、夢の中でもセリフを覚えないで本番はやりたくない。
ちまきに助けられた。
「ありがとねー」と丁重にお礼を言い、朝ごはんをあげて、顔を洗いに洗面台に立ったら、ものすごい勢いで舐められた鼻頭が真っ赤だった。
ま、セリフ言えずに立ち尽くすよりいいか。