劇場に乗り込む

こんばんは。
鍛治本です。

舞台「背信者」は、今日からいよいよ劇場入り。

出演者の僕たちはお休み。
スタッフさんが総出で、舞台装置の建て込みや照明、音響の設営などをやってくれている。

僕は、午前中から事務所の養成所のレッスン講師。

明後日の初日に向けて明日は朝からリハーサルが始まる。

稽古場で、約1ヶ月みんなで試しては作り直し、話し合っては試す作業をやってきた。

それでも、まだ完成したわけではない。
それはお客さんが客席に座って初めて完成するという意味でもあるし、純粋に演技面でもまだまだやれることは残っているという意味でもある。

でも、ここまで一緒に作ってきた仲間と劇場に入れるのは、本当に嬉しい。

誰一人欠けることなく、劇場に乗り込めることが、当たり前ではないことを僕たちはもう知ってしまった。
だからひとまずそれが嬉しい。

冷静に見えて全力の上谷さん。突き詰めてもがいて前に進むオツハタさん、ノーミーツの二人が屋台骨を支えてると言っても過言ではない。

最年長で編集長として、ガンガンにみんなを引っ張ってくれる和田さん。繊細な表現も妥協がない。

思慮深く考え、でも熱くお芝居に向き合う蓮華さん。貪欲にお芝居を成長させようとする姿勢が本当に素敵。

負けん気と明るさで食らいつく新田さん。きっと劇場入ったらもっと大化けすると思う。

安定と信頼、そしてキュートな青山さん。かっこいい姿、早くお見せしたい。

普段寡黙だけど、お芝居でガツンと見せて引っ張ってくれる相田さん。お笑い出来てお芝居上手いのずるい。

真っ直ぐな目が言葉を使わなくてもいろんなことを物語っている田中さん。出てきた時に全体の空気が変わるのを体感してほしい。

そして、みんなの支柱伊藤さん。驕らず、ひたむきにお芝居にも共演者にも向き合う姿勢が本当にすばらしい。
最終稽古の後、僕らにくれたメッセージは僕らだけの秘密です。全力で支えまっせ座長!

いよいよ出演者も明日劇場に乗り込みます。

もちろん、今まで書いてきたように、出演者だけでできるものじゃなく、本当にたくさんの方のとんでもない作業量と情熱で舞台は作られています。

ただただみんなが願うのはお客さんに楽しんでもらえること。

明日、リハーサル頑張ります!

配信チケット→https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2243023&rlsCd=001

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