こんにちは鍛治本です。
9月にワークショップをやることになった。
放映新社さんが運営するDOVE STUDIOさんの企画。
コロナ禍になる前は、毎月、自主開催のワークショップをやっていた。演技経験不問のワークショップ。
色んな人が集まってくれて、それはそれは楽しくやっていた(状況が落ち着いたらまた再開したい)
今回は、対象が「俳優として活動している方々」「俳優を志している方」
となってるけど、志していれば経験は問わない。もちろんプロ、アマ、年齢、国籍、性別も不問。
僕もこれまで沢山のワークショップに行った。
演出家が開催するワークショップや映画監督が開催するワークショップが多かった。
というか、主に開催されているものがその二つが多かった。
好きな演出家や監督の作品に出たい、その人が考えていることを共有したい、という動機を持って行くなら、それらのワークショップは意義があると思う。
でも、演技を磨く、自分のお芝居について深く考える、といった目的の為にそれらのワークショップにいくのはあまり効果的じゃないなと僕は思った(あくまで僕個人の体験ではってことです)
それぞれの人にそれぞれの好みがあることが分かったり、それぞれが見たいものが分かったりはしたけど、それを実現させる術は教えてもらえなかった。
演出家や監督が演技を教える仕事ではないから、当然なのだけど。
1人の演出家や監督の作品に出続けるだけじゃなく、色々な現場で表現活動をするならば、どんな場所でも不可欠な基本的な技術と色々なオーダーに応える対応力が必要になる。
じゃあ基本的な技術ってなんだ?ってことになるけど、僕はまず「身体」だと思った。
自分の道具であり楽器である身体について知ってないと、対応力どころじゃない。
と、話し出せばキリがないけど、
やはりプレイヤー側での技術や情報の共有が必要なんじゃないか、と思ってたところに、今回のワークショップのお話を頂いた。
もちろん僕もまだまだ勉強中だし、死ぬまで勉強なんだけど、今のところ集めた知識や失敗談を余すところなく共有したい。
なにより、ひとりでモヤモヤと悩んだり迷ったりしてる人がいたら(コロナ禍で特に)、この機会に色んな仲間に出会うことで、次に踏み出す勇気を持って帰ってほしい。
みなさんに会えるのを楽しみにしています。
まもなく応募締め切り。
詳細はこちら。

