台本は設計図

こんにちは
基礎工事大事鍛治本です。

『なるべく派手な服を着る』今日で稽古12日目、9回目の稽古。

台詞覚え

今回は、ワンシチュエーションでの会話劇なので、複数人でじっくり会話をしていることが多い。

そうすると、じっくり台詞を聞いていると、うっかり自分の台詞の番になっていたりする。

大人数で会話を展開していく時は、本当にチームプレーが要求されるし、全体の流れというか、うねりというかを理解しなければいけない。
それが入らないうちは、なかなか台詞も定着しない。

台本の読み方にも人それぞれ、色々あって、自分の台詞にマーカーを引く人、小さく印を付ける人、ひとつひとつに番号を振る人、何も記入しないまっさらなまんまの人、逆に書き込みがびっしりな人。

僕は並べた時に視覚的に自分の流れが分かりやすいように控えめに印を付ける。

それで、稽古を進めていると、だんだん、台本の小さな山が自分の周りに出来てくる。

自分の中で気持ちや状況で段落分けすると自然にこういう状態になっていることが多い。

1文1文も大事だけど、まずは全体の流れをざっくりと掴みたい。

台本は設計図。

あまり細部にこだわりすぎると躓きやすい。
まずは設計図に従って基礎工事をして、柱を立てて、そこから自分の好きな素材で壁を作って壁紙を貼っていく感じ。

これは台本を見直す共演者の道井さん。

やっぱり人それぞれだな。

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