こんばんは
鍛治本です。
『クローズ・ユア・アイズ』稽古22日目。
今日は、最初の1時間半、前説の稽古。
前説は全部で5分くらい。
それを1時間半みっちり稽古していました。
お客さんがリラックスして、そして集中して本編の観劇に入れるかどうかが前説にはかかっているので、頑張れ若者!
観劇の皆さんも大正時代には携帯電話は存在しないので、ご協力よろしくお願いしますね。
その後は、通し稽古。
今日は全員本番同様の衣裳を着ての通し稽古。
日にちや役が変わると衣装も変わるので、早着替えなどもあって大変です。
しかも大正時代なので、着物もあれば袴もある、洋服もある、とさまざま。
着物から着物への早着替えなんかもあってスタッフさんと協力して素早く着替える段取りなども確認が必要です。
ギリギリの着替えも結構あって、内心ヒヤヒヤしながら次のシーンが始まるなんてことも。
そこらへんもキッチリ練習して本番に臨みます。
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キャラメルボックスの音響は、ずっと早川さんというスタッフさんが担当して下さっていますが、最近では後進の方を育てる為、実際オペレーションは、違う方が担当したりします。
今回、オペしてくださるのは、女性の早川さん(偶然名前が一緒)。
ずっと稽古にいて、曲のアップダウンもやってくれています。
通し稽古に、巨匠の方の早川さんが観に来て、終了後、若い早川さんにフィードバックしているのが、少しだけ聞こえてきました。
「タイミングじゃなくて、自分も一緒にお芝居してるつもりで、上げ下げしてね」「音量の大小で表現するんじゃなくて、心で表現してほしい」
一見、具体性がないように聞こえるかもしれませんが、巨匠早川さんのオペレーションを一度体験すると、この言葉の意味がとてもよく分かります。
お芝居にいつでも寄り添ってくれる音。本当に支えてもらっています。
たくさんの人に支えてもらって舞台は完成します。
ぜひ、劇場でそれを体感してほしいし、皆さんも完成させる一員になりにきてほしいです。
お待ちしています。
『クローズ・ユア・アイズ』公演詳細、ご予約はこちらhttps://napposunited.com/closeyoureyes/