小劇場俳優か引越しのプロか

こんばんは
鍛治本です。

今日の『ズベズダ-荒野から宙へ-』の稽古は、第3部の通し稽古。

通し稽古をしたからとて、流れが分かって一本筋が通ってスッキリするかというと、そういう類のものでもなくて、ただひたすらに匍匐前進で爪立てながら進むかのような、前進あるのみだけど、その先にゴールがあるのかどうなのか(特に第3部は)、そういう時間を過ごしています。

それは全然嫌な時間じゃなくて、お芝居としてスッキリ整えることに魅力や価値が置かれてないような気がして、僕はとてもいい時間だなと思ってます。

よく第何部がオススメか訊かれるんですが、1部2部を見た上で3部、特に後半15分を見て欲しいなぁと今日、通し稽古を見てて思いました。
結局のところ、全部見て欲しいってことか。

ソビエトの宇宙開発の話、ですが、現代まで続きます。

国や、政治や政局、ではなく人間のドラマとして面白くなってきてます。

稽古後は、明日から稽古場が移動になるので、荷物をまとめてみんなで荷出し。
あらゆるものを梱包し、車に詰め込みます。

いつも思うけど、小劇場の役者は引越し得意だよな。
毎回引越ししているようなもんだもんな。

いや、プロを舐めちゃいけない。
本物の引越し業者の方はもっとすごいに違いない。

ってことは、引越し業者の方々が小劇場俳優に向いてるってこと?

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