1場から立ち稽古

こんばんは
鍛治本です。

『クローズ・ユア・アイズ』稽古2日目。

早速1場から立ち稽古。
流石にまだ台本を持ちながら(でも、もう台本を手放そうとしている人もいて驚愕。み、みんな落ち着くんだ!)

昨日のダンスの振り付けの時にも、説明があったけど、改めて舞台監督の村岡さんから舞台セットの説明。

初演とは少し違ったセットになりそうですが、イメージ写真を見るととっても素敵。
「とあるもの」をイメージしたセットです。それは劇場で見てのお楽しみ。

舞台袖から舞台上に登場したり引っ込んだりする、いわゆる「出ハケ口(ぐち)」を確認。

今使っている稽古場では、劇場の実際の広さは確保できないので、「本当はもう少し広いからこれぐらいのタイミングで出ないと間に合わないな」とか、「ここには本当は段差があるんだよな」とか、そういうのはイメージで補完(キャラメルボックスのみんなはそれがとっても得意)

劇中に使用する小道具(カバンとか筆記用具とかお湯呑みとか)も、今日から用意してもらっていて、本当にありがたい(台本片手に持ってるから、まだ十分に使えてないけど)


改めて、いろんな方の仕事の結果、お芝居ができるということを実感します。

場ごとの立ち稽古の最初に、まず「出ハケ」を演出から指定され、さあやってみよう!となります。

そういえば先日、お芝居を観ることはあるけどやったことはない方と話していて、「劇中の役者さんの動きって、役者さん自身が考えてるんですね!てっきり演出からの指示の元、動きが決まるんだと思ってました」と言われました。

これはもちろん現場や演出家によって様々だとは思うけど、稽古の序盤は役者がまず各々の考えで動いてみることが多いように思います。
我々キャラメルボックスも。
もちろん最終的にはお客さんがストレスなく物語を終えるように、動きを整理することになるんですが。

で、出ハケが指定されたら、とりあえずやってみよう!となるので、共演者同士での打ち合わせも基本なし。
当然、お互いの思惑が外れて、噛み合わずチグハグになることも。

でも、まずはどんな感じかざっくりでもやってみる。これも大事。
そして、台本を1人で読んでいると気付かないことや見えなかったものに、気付けたりする。

基本的に、各場3回ずつ。
一回やる毎に、動きやキャラクターに関するフィードバックがあり、修正するの繰り返し。

そして、今日は、3場まで進み、最後に1〜3を繋げてやってみた。

え???
もう繋げちゃうの???

こんなに進むの早かったっけ???

目まぐるしさに目が回りそうだった。

まだ2日目。
このスピードに振り落とされないように頑張ろうと思います。

皆さんにお見せする時にはどれぐらいブラッシュアップされるのやら。

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