僕がSNSを見なくなった訳

こんにちは、こんばんは
鍛治本です。

今日、モデルナワクチンの二回目を接種してきて、副反応に備えて物資を買い込み、今か今かとその時を待っているところです。

結構、こういうのは引きが強いというか、激しく反応しちゃうんだよな。

接種から6時間ぐらい経過してますが、今のところ平常運転。

それで久しぶりにブログでも書こうじゃないかと思い立ったってわけ。

お気付きの方もいたかもしれないけど、ここ数ヶ月、ブログを含めたSNSから、なんだか遠ざかっていた。

発すべき言葉が見つからなかったのだ。

お客さんに稽古本番中だけじゃなく、日頃の活動自体に興味を持ってもらうことは、エンタメで生活する人間にとっては必須の作業だと思う。
だから、発すべき言葉が見つからない、などと甘えたことを言わず、日常の機微を面白おかしく書くべきだったのかもしれない。

でも、できなかった。

それどころかSNSを開くことすら、億劫になっていた。

この間、用事があって新宿に立ち寄った。

サザンテラスと高島屋を結ぶ橋の上に、ものすごい人だかりが出来ていた。

僕は、高島屋側から代々木方面に抜けたいだけ。
しかしその人だかりは橋を埋め尽くしてなかなかそれを許してくれない。

何とか人の隙間をかいくぐり、向こうへ抜けようとしていた時、歓声が上がった。

「あ、来たよ!」

みんな同じ方角にスマホを向けて手を伸ばしている。伸びてきた手に危うくK.O.されるところだった。
京王じゃなくて高島屋から代々木方面に抜けたいだけなのに。

みんながスマホを向けていたのは、ブルーインパルスだった。

オリンピック・パラリンピックに合わせて五輪を描いていたとか。

いや、それに別に文句は一切ない。

ブルーインパルスの皆さんお疲れ様です!
それを楽しく見ている皆さん、いいっすね!

ただ、それが目の前で起こっていることへの感動で終わるんじゃなくて、それをネットにあげて、「いいね!」「すげー!!」と言ってもらう為の道具になってしまっているような気もしている。

あの瞬間、自分の眼球だけでその勇姿を目に焼き付けた人が一体何人いただろう。

いや、こんなこと書きながら、自分だって、こうやってブログを書き、SNSに自分の可愛がってる猫の写真をあげて、それに共感してもらえれば、嬉しいのだから同じ穴のムジナというやつだ。

ただ、人に共感してもらえる、承認して貰える、という喜びの感覚は本当に甘い蜜の味がして、かつ中毒性があるみたいで、それを得る為なら、芸能人の不倫や不祥事に対して辛辣な意見を言うことでイイねの数を稼いだり、過激な行為や発言をアップすることで注目を浴びる、いわゆる「何でもいいからバズったもん勝ち」競争が始まってしまう。

まずあまりSNSを見なくなった理由が、それ。
で、自分が言葉が出てこなくなった理由が、自分も同じくバズりを意識していまっている、と気づいたから。

そして、今、強く思う。

バズり、なんてもんの為に生きてんじゃねえ。

もちろん、バズるということは、人の目にたくさん触れるということ。

人の目にたくさん触れるということは、収益が生まれるということ。

エンタメを生業にしていく以上、そこを抜きには語れない。

たくさんの人に見られた方がいいに決まってる。
その方がもっとやりたいことができるし、もっと誰かに届けられる。

ただ、小手先で言葉をこねくり回して上手いこと言ったバズりや、音だけデカイ爆竹のような、無理やり人を振り向かせる一瞬のバズりなんていらない、と思った。

長々書いてきたけど、僕はまず自分の好きなこと、本当に興味があることを自分の等身大の言葉でこれからは語りたい。
今までもそうしてきたつもりだけど、より一層、自分の大切にしたいものに大切に言葉を使いたい。

それで、フォロワーが減るなら本望だ。

それを面白いと思ってくれる人たちとそれをとことん語り合いたい。

これからもよろしくお願いします。

さて副反応を待ちます。

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