ありのままなんて見させてくれない

こんばんは
鍛治本です。

ワークショップや生配信で使っているホワイトボードを新しいものにしたら、すこぶる調子がいい。

ペンも描きやすく、消しやすい。

書いては、さっとすぐ消せる手軽さから、ついつい落書きをしてしまう。

紙にわざわざ書いてみせるほどの画力は持ち合わせていないので、ホワイトボードでデッサンもどきみたいなことをしてみたりもする。

するすると、30秒ほどで自分の手や、目の前においてある缶やマイクなんかをデッサンする。

最近買ったブルーライトカット眼鏡をさらっと書いてみる。
そこで、ふと気づく。

違う。こんな形していないというか、こんな形に見えていない。

めがねに対してものすごく急角度から観察して書いているのに、ついついレンズがしっかり丸くなったりしてしまう。

きっと僕らは、ちゃんとものそのものの形を見ていないのかもしれない。

脳が、勝手に過去の記憶と照らし合せて、先回りして、めがねってこういうもんでしょ、とイメージを作ってしまう。

そうすることで、実際の処理量が節約できて認識スピードも上がるんだと思う。

でも、僕は、今、目の前のめがねを、急角度で見て、その角度から見える形を、できるだけ、ありのままに書き写したいと思ってデッサンしている。

脳だって良かれと思ってやっているんだろうけど、物事から新鮮さを奪うし、思い込みの所業とも言える。

いつだってありのままに物事を眺めるのは難しい。
いつだって脳との戦いだ。



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