稽古の合間に

深夜にこんばんは
鍛治本です。

今日は午前中からとある事務所の演技レッスン講師。

初回ということでみんなの課題を聞いたり、レッスンの目的を共有したり、オリエンテーション的な時間。

いろんな悩みを聞いて、自分がお芝居を始めた時のことを思い出し、ああ、分かる分かるよ、となる。

それについて、くぐり抜けてきた立場から(くぐり抜けきってないこともある)、対処法だったり考え方を共有するが、その時に注意しなきゃいけないのは、その悩みの渦中にいない奴の身も蓋もない言葉にならないように、聞こえないようにするということ。

エベレストに登ったことがない人に、どうやって登るんですか?と聞かれて(僕も当然ありません)、「一歩ずつ足を進めて登るんだよ」と答えたところで、なんの参考にもならないどころか、大事故に繋がりかねないわけで、一歩ずつ登るための心構えだったり、装備品、下準備についても併せて語らないと意味がない。

その上で、一番大事なことは、一歩ずつ足を前に進めること、になるかもしれないけど。

長くお付き合いして成長を見守るのもとっても楽しいことだけど、仕事である以上、みんなが急成長することが望ましい。というか、それが達成できないと仕事として成立しない。

今回は3ヶ月。

成長が楽しみ。
そして自分も自分の俳優業頑張る。

『未開の議場 2023』

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