おはようございます
鍛治本です。
「成井豊と梅棒のマリアージュ」の稽古。
ガシガシ進んでいる。
昨日は一日、「plat d’ 梅棒」の稽古。
こちらは、セリフを言わず、音楽と動き、ダンスでストーリーを展開させていくスタイル。
梅棒の皆さん、そして梅棒に常連で参加されている皆さんは、とにかくダンスの振り覚えが早い。
僕はというと、全然覚えられない。
キャラメルのメンバーの中でも多分一番遅い。
昨日、その答えというか仮説が、ふっと頭の中に浮かんだ。
ワークショップを主催しているとよく聞かれる質問に「台詞をどうやって覚えているんですか?」というのがある。
これには個人差もあるし、これ!みたいな明確な方法があるわけじゃなく、ただひたすらに覚えるしかない(僕は歩きながら覚えるのが好き)から、答えに困っていた。
ただ、普段、役者をやっていない人よりは、確かに台詞覚えはいい気がしていた。
台詞には、会話の流れがあるので、1文字1文字を記号のように丸暗記しているんじゃないし(1文字も間違わずに覚えますけどね)、台本を画像のように頭にコピーしているわけじゃなくて、稽古で相手と会話したり、口に出したりしながら、内側の体感を伴って覚えていくからかなぁとなんとなく思っていた。
そこでピン!ときたわけさ!!(突然の語尾乱れ)
ダンスも一緒なんじゃね??(もう崩壊が止まりません)
僕は、振り付けを覚えるとき、目の前で振りをつけながら踊っている先生を凝視している。
目が飛び出るんじゃないかというぐらい、必死に。
ある程度振りがついて、踊ってみる時も、やっぱり目の前で踊っている先生のお手本を目で追ってしまう。
これ、振り付けを自分の外側で画像(動画)として認識して覚えようとしちゃってるんじゃないかい??
まず「自分の」重心がどっちの足にかかって、「自分の」左手がどこを通ってどこで止まるのか?みたいに、内側の感覚で捉えてない。
画像として捉えている時と、自分自身の体の動きを捉えている時では、きっと脳の活動領域が違うんじゃないだろうか?
そして最終的には自分の身体でその動きを再現することが目的なのだから、どちらの感覚が重要になってくるかは、簡単に分かる。
もちろんこれが分かったところで、すぐに振り覚えがよくなるとは思わないけど、自分としては、かなり画期的な発見をしたなと思っている。
そして、一度自分のこととして、自分の身体の内側を通すっていうのは、いろんなことに大事になってくる。
コミュニケーションを取る時にもね(スマホが自分の身体みたいになっちゃってません?)
やっぱり演劇は色んなことを教えてくれるぜ。
皆さん、軽率に演劇やろう。楽しいよ。
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◯次回出演
「成井豊と梅棒のマリアージュ」
12月17日(木)〜27日(日)池袋サンシャイン劇場
公演詳細http://napposunited.com/mariage/
■ぴあ
https://w.pia.jp/t/mariage/(PC・携帯)
0570-02-9999 【24H対応・自動音声・Pコード:503-616】
〈セブン-イレブン、チケットぴあ店舗でも直接販売〉
■イープラス
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■ローチケ
URL:https://l-tike.com/mariage/
Lコード:34839
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