うねる

こんばんは。鍛治本です。

今日の『ズベズダ-荒野より宙へ-』は、本番4日目。

いよいよの三部作一挙上演『縦断上演』の日。

上演時間は正味6時間。

開演が13時で終演が20時30分。

あいだの休憩込みで7時間半。

やる方も観る方も一日掛かり。

ずっと座ってるのは体力的に本当に大変だったと思う。

お客さん皆さんに心からの拍手を送りたい。

でも、さすがに一日で全部観てやろうという気概のある皆さん。面構えが違った。

というか、とっても前のめりで観てくださっているのが伝わってきた(精神的な話です。)

全ての情報を落とすまいとしっかり観て、笑いどころで存分に笑って観劇体験をこれでもかと満喫して下さっていて嬉しかった。

あと、やはりこれは生の醍醐味で、6時間も同じ空間を共にすると、見知らぬ同士のはずなのに、客席全体の空気が徐々に変わって、劇場全体の一体感がものすごいことになるのが伝わってきた。

うねりがすごい。

これはどれだけ家でドラマを一気見しても得られない感覚だと思う。

生だけの、空間と時間が限定されている劇場だからこその醍醐味。

演劇が好きな理由がそこに詰まっていた。

みなさん、お疲れ様でした!

最後の熱い熱い拍手にこちらがグッときました。

是非是非帰宅して腰とお尻を「粛清と痛みによくぞ耐え抜いた!」労ってやって下さい。

明日もやるぞー!