俳優をやってる理由

こんばんは
鍛治本です。

最近、ふと考えることがある。

「自分はどうして役者をやっているのだろう?」と。

誤解しないで、読み進めてもらいたい。
これは別にネガティブな意味合いの思考じゃなくて、ただただ純粋な疑問なのだ。

何か強烈な作品や俳優を目の当たりにして、それに憧れて!とか、自分モテたいっす!みたいなものなら分かりやすい。

でも自分の場合、そうじゃなく、物心ついた時には、なぜか自分は俳優になると信じて疑わなかった。

小鴨が、最初に見た動くものを親だと認識するように、いつの間にか追っかけてしまっていた。

いやいや、本当は何かきっかけがあったんだと思う。覚えていないだけで。

それでも、こうやって結果的に俳優を仕事に出来ているのだから、ありがたいんだけど、世の中に出て社会の仕組みを知ったり、近年いろんなことに興味を持って取り組めば取り組むほど、自分が俳優をやっていることの不思議度が増している。

僕は若い人に「将来の目標や、したいことが見つからない」という相談を持ちかけられる。

それに対する答えは、「そんなの当たり前」

世の中がどういう仕組みで動いているのか、お金はどこに集まり、どこに流れていくのか、そして世の中に一体どれだけの世界が広がっているのか、は社会に出てみないと分からない。

閉鎖的な、単に地域や、一時的な学力で選り分けられた狭い世界にいるうちに、死ぬまで持ち続けられる夢やライフワークが見つかるはずなんてない。
だから、ジタバタせずに、青春を謳歌しろこの野郎!と優しく諭す。

その理論からいくと、社会に出て俳優を続けていることがやっぱり不思議になってくる。

簡単にいうと、合ってない。(身も蓋もない)

まず、団体作業が苦手だ(爆発しろ)

でも演劇なんて、泣きわめこうがどうしようが、団体作業の奴隷だ。

古代エジプトの人たちは、それでピラミッドという後世までもてはやされる遺跡を作った訳だけど、僕らは、作っては壊し、幕が閉じれば夢のように跡形もなくなる。

そして、人前で喋ることが苦手だ。
すぐ冷や汗が出てくるし、赤面するし、人に言うべき言葉を持ち合わせていない。

あれ、もしかして、役者だけじゃなくて、一般生活全般が苦手なんじゃ……。シー!!

そして、役者として、ああしたいこうしたい、あの役やりたい、こんなことやりたいみたいのもあんまりない(ちゃんと生きろ)

でも、きっと褒められたい、みたいな欲求があるんやろなぁ(エセ関西)と思わないでもないが、「あのお芝居良かったです」って言われると、「はぁ!どこがだよ」みたいになるからややこしい(永遠の反抗期)

結局、自分のことがよく分からないから演劇やってんだな、と分かったような分からないような結論に行き着く訳だけど、死ぬまで自分のことなんて分かりそうにないから、明日も小鴨のように演劇の後をついていこうと思います。

おやすみなさい。

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