台本を読む読む

こんばんは
鍛治本です。

『Spring Grieving』稽古4日目。

今日からはA、B分かれての稽古。「桜川家の四兄弟」チームのみ。
だけど、早速side-Bの辻親八さんが見学に来てくれた。嬉しい。

今日からいよいよ、台本に取り組む。
シーンを区切りながら読み合わせをして、そこに書かれている情報を整理したり、書かれていないことをみんなで想像しながら話し合う。

台詞の稽古というより、土台作りの側面が強い。

俳優は台詞で状況を立ち上げていくのが仕事だから、台詞を読むと、「ああ、こんな感じね」とざっくり捉えて表現しがちだけど、それだと、大味な、雰囲気だけのものになってしまう。

だから、何が書かれているのか、細かいところまでちゃんと情報を拾い上げていく作業がとても大事。
台本はお芝居の設計図なのである。

場所、時間、関係性、今、そこで何が起こっているのか、当たり前だからサッと通り過ぎてしまいそうなことも、確認していく。

これをやることで、なんとなくの感情表現に走るんじゃなく、自分たちが置かれている状況で何をするべきなのかがクリアになる。

台本の稽古に入ったけど、やっぱり8時間ずっとみんなでおしゃべり。
この作業はとても楽しいけど、とても頭を使うのでへとへとにもなる。

一人では考えつかない意見も出る。とことん演劇は共同作業の出し物なのであーる。

明日も頑張るのであーる。

公演詳細→https://www.playground-creation.com/springgrieving

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