こんばんは
鍛治本です。
『未開の議場 2023』が終演して、今日からいよいよ『クローズ・ユア・アイズ』の稽古が始まりました。
今年最後の舞台、そして1年ぶりの劇団公演出演です。
初日は12月9日、大阪、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。
私事ですが、その日、齢40を迎えます。
いや、だからどうってことはないですが、そういう節目と初日が重なるのはなかなかないことなので、アピールしとこうかな、と。
普段、あんまり誕生日をお祝いされることが得意じゃないけど、今回ばかりは、派手にお祝いしてもらおうかしら。
いや、こんな歳まで舞台に立てること自体がご褒美というか、プレゼントみたいなものだなと思っています。皆さんのお陰です。
無事に迎えられるように、気を引き締めて頑張ります。
皆さん、お祝いに来てくださいね。
で、今日は、稽古初日。
通常なら顔合わせ(劇団公演なので、顔合わせも何もないんですが)読み合わせ、のところ、いきなり、ダンスの振り付けから。
今回も世界の川崎悦子先生。
音楽も初演と同じ(23年前ですって!)
曲を流して少しづつだけど、振りがついて、劇団員みんなと汗かきながらわちゃわちゃ踊っていると(っていうほどまだ踊ってないけど)、ああ、キャラメルボックスだなぁ、としみじみ。
実家のような安心感。というか、実家か。
初演とはまた違う素敵な振りがつきそうです。
そして、後半は読み合わせ。
途中で30分の休憩をとりながら、最初から最後まで。
感想は「ヒト、多いな……」
次から次へと賑やかな人が出てきます。
関東大震災を扱った作品だし、死と向き合う作品ではあるけど、とっても賑やかなキャラメルボックスらしい作品になるはずです。
僕が演じる香取武三は……、うん、これは大変だ。
体力、精神力ともに試されることになる。
読み合わせ終わりで、演出の成井さんからみんなへ「大正時代の人の喋り方を研究してほしい」とリクエスト。
そうだよな。現代とは言葉の使い方、というか扱い方、そして他人とのコミュニケーションの取り方は違うよなと納得。
初日までちょうど1ヶ月。
みんなは無事に大正人になれるのか。
そして鍛治本は無事に40歳を迎えられるのか。
乞うご期待。