体験型

こんばんは。鍛治本です。

今日の『ズベズダ-荒野より宙へ-』は、本番8日目。

夜の公演、第一部でした。

いよいよラストスパート。

明日二部三部やって、最後の縦断上演を残すのみ。

僕は常々、どんなに台本を読んで、考えて、稽古して役作りしても、本当にその人物のことを分かることは出来ない、完全に同一化することは出来ないと思っていて(自分のことでも不惑を越えても分からないもん)、

それでも分かろうとする、その為に身体を貸して、その人が置かれていた状況を代わりに体験してみるのが、役者の仕事だと思ってやってます。

今日も色んな事がやりながら浮かんだし、役の代わりに悔しくなったり、恥ずかしくなったりした。

日々、体験している。

お客さんにも一緒にあの荒野を色んな角度から体験してもらえたら嬉しいです。

演劇は体験型の催し。

とこぞやの理論物理学者みたいな装いだと言われた衣装を添えて。

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