オンでもオフでも

こんにちは
オンライン飲み会、オンライン授業、オンライン演劇ときているので、オンライン猫カフェで一儲けしようかと思っている鍛治本です。

今日は僕個人がオンラインで気をつけたいと思っていることというテーマでお話したいと思います。(なんかビシネスブロガーみたいな始まり方)

結論から言うと、オフラインに比べてまだまだ圧倒的にコミュニケーションに使える情報量が少ないと言うことに注意した方がいい、と言うことです。

え?どういうこと?顔見えて声聞こえてるんだから、一緒じゃん!って方、ちょいと待って下さいね。
順番に説明します。

オンラインオフライン問わず、情報量の少ない方から並べると、

・まずは「無」です。
応答がないって状態ですね。
気付いていないのか、手が離せないのか、怒っているのか、焦らしているのか、分かりません。

最初に投げかけた方は、不安になるやつですね。
でもこれもあえて返さないという場合もあるのでコミュニケーションの一つです。

この「無」は、非情にも、LINEさんに未読無視、既読無視という状態に細分化されました。(テクノロジーを駆使したからと言って幸せになるとは限らない一例ですね←)

余談ですし、一概には言えませんが、仕事できる人はレスポンスが早い人が多い気がします。

余談その2ですが、意中の相手からLINEをもらって、すぐ返信をするとがっついているように思われるから、少し寝かせますと言って、相手から二度と返信が来なくなった後輩を知っています(頑張れ恋愛マスター)

・次が、「文字」

手紙、あとはブログもそうだし、Twitterもそう。

何か、書いて投稿したら、自分の意図とは違う解釈をされたり、一部分だけを切り取られたりって経験ありますよね。
なかなか文字だけで全て思い通りに伝えるってのは難しいです。

だからあらかじめ、全てが自分の思った通りには伝わらないということを認識しておく必要ありです。
「自分の思った通りに伝わらない」
これは、どのコミュニケーションでも言えることですが、その場て、修正できない、そして修正してもまた文字だと打率が低いってところが難しい。

Twitterなんて特に140字の制限があって、その制限を楽しむものだと思っているので、そこで「あなたの言ってることはおかしい」「いや、あなたの解釈がおかしい」というやりとりがいかに不毛かちょっと考えれば分かりますよね。

俳句や短歌が分かりやすくて、17文字か31文字っていう限りなく少ない文字数制限の中で表現されたものを、その抽象度の高さから、受け取り側が自由に自分に引き寄せて風景や情感を想像するっていう、解釈の幅を楽しむ芸術ですよね(言葉にしてみると、すごい文化だよね)

あと、最近だと、YouTubeLIVEやSHOWROOMなんかの生配信に対するリアルタイムでのコメントも文字コミュニケーションですよね。
やってて思うのは、コメントだからそんなに解釈違いになるようなボリュームのものはないけど、顔が見えないからどういうつもりで書いているのか分かりづらいっていうところ。

例えば

「え?」ってだけのコメント。

クスッと笑って笑顔で「え?」ってなっている時と、
ぎろりと睨まれて無表情で「え?」って言われる時、
全然状況が違いますよね。

現実のコミュニケーションで相手のそれを取り間違う人は少ないですが、やっぱり顔が見えないと難しくなりますわな(わな?)

あ、対面のコミュニケーションでも笑顔のまま怒るっていう高等テクニック使い御仁がいるので要注意やで(やで?)

で、顔の見えない文字コメントだと、きっと冗談のつもりなんだろうなっと察することが大事になるんですが、あくまでも想像でしかないので、書き込む時に相手が読んで想像しやすいかどうか考えると優しい世界が出来上がります。

役者の解釈によっていかようにでも演じられる、いわゆる「余白のあるセリフ」ってのは大歓迎ですが、コメントではそれは求められていません、きっと。

個人的には、笑いを誘うためにやる「いじり」も、文字だけではおすすめしません。
顔が見えていても、一歩間違えば、「いじり」じゃなく「いじめ」になるご時世ですから。
百歩譲って僕に対してのいじりは大丈夫ですが、やるからには、ちゃんと笑いで回収しろよって心の中で思ってることだけはご報告しておきます。にっこり(#笑いながらの高度なやつ #演劇や笑いの話をすると顔がまじになる #情報量増やした)

・で次が、「声」

文字に比べて、本人の声を聴いている方が当然、何を考えているのか伝わりやすくなります。

ですが、ことオンラインで言うと、固定電話は糸電話と同じような仕組みで、その人から出た音の波をそのまま伝えて送信していますが、スマホなんかの無線通信では、その人の声に限りなく近く作られた合成音声なんですね。
だからその人そのものの声じゃないんです。

あとは顔が見えている時よりも、相手の真意は受け取りにくくなります(オレオレ詐欺にご注意を)

繰り返しになりますが、僕らは、日頃のコミュニケーションで声だけじゃないあらゆる情報を受けとって相手を判断しているんですね。

アニメや吹き替えの声優さんが、少し大きく抑揚をつけて喋るのは、その表現の大事な部分が伝わりやすくなる工夫の賜物です。

・さあ、やってきましたオンラインの最前線ビデオ通話です。

これはもう、声も聞こえるし、顔もバッチリ見えている。
人が内側で考えいることを反映しやすい目の動きも見える(嘘つくと瞬き多くなるよね)(あと、テレビドラマに出ている俳優さんセリフ喋ってる間ほとんど瞬きしないよ。注目してみると面白いよ。あ、これも余談だよ)
完璧だと思うでしょう。

いやいや、まだ足りません。
一番足りないのは空気のやりとりです。

簡単に言うと、呼吸なんですけど、ある程度音声になっている呼吸は、オンラインでもそれなりに皆さん拾ってます。

え?拾ってる?って思われた方、テレビのインタビューとかで、喋り出しの前に「スゥー」って息を吸う音を聞いたことないですか?
あとは、「どうもすみません」とかって謝る前にもやってる人が多いです。

これ、「フィラー」って言われるコミュニケーションの一種(あー、とか、えっととかもこの一種)、なんですけど、謙遜だったり、謝罪を表す為に使われていることが多いです。
皆さんは、無意識ですけど、それを受け取ってます。多分、きっと。

音になってるもの以外でも、「息が合う」「呼吸が合う」とかって言う言葉があるくらいで、なんか合わないなあこの人という人とは人間は同じ空間にいても空気のやりとりをあんまりしようとしません。

喋ってないけど、なんだかギクシャクするなあなんて日常茶飯事ですよね。

逆に、心を開いた人同士だと空気のやりとりが多いです(濃厚接触)

最近は、他の説も出てますが、あくびがうつるなんてのも、空気を介したコミュニケーションですよね。
共感関係が強い間柄(家族、恋人、友人)の方が、よりあくびがうつりやすいです。

横断歩道で信号待ちしてたら、道路向こうのおじさんのあくびがうつったことがあります(また余談)

長々と語ってきましたけど、何れにせよ、完璧な状態ではないってことを踏まえて丁寧に言葉を尽くす方がいいですねって話です。

が、ここまで書いて、それはオフラインであってもそうだなって結論に至りました。(時間返せ)

貴重なお時間お付き合いありがとうございました(丁寧なコミュニケーション)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です