おはようございます
鍛治本です。
先日、法事に行った時の話。
距離も離れているし、なかなかタイミングも合わないこともあり、親戚界隈ではかなりレアキャラな僕。
子供の頃に、可愛がってもらった人たちばっかりだけど、ひさしぶりに会うと、誰だあいつは?っていうところから始めなければいけない。
自己紹介をして、もういい歳なので、「何してるん?」と当然訊かれることになる。
「舞台俳優をやっています」と答えるわけだけど、そうなると決まって返ってくる言葉は、「いつテレビに出る?」か「がんばって売れなきゃ」だ。
若い頃はこの返答がたまらなく嫌だった。
「舞台俳優」=「役者の下積み」という考え方にシンプルに腹を立てていた。
でも、今回久しぶりにこのやりとりをして、不思議に腹が立たなかった。
というより、舞台俳優をやってます→下積みお疲れ様!の図式は、僕たち自身にも原因があると思ったからだ。
僕たち自身というのは、舞台と映像は別物だから下みたいに言われるのは癪だ!と言いながら、映像の仕事が入ると嬉しい!ってなっちゃう僕ら自身と、舞台を観ない人に「舞台は下積み」という印象をいつまで経っても払拭出来ていない演劇界の僕達の二つだ。
映像に出られることを喜んで何が悪いって、何にも悪くない。
テレビを見る人が減ったとはいえ、視聴者数では圧倒的なわけで、より多くの人に見て欲しいと思うのは当然だと思う。
それをあたかもない感情のように振舞っていることの方が、問題だと思う(もちろん個人の意見です)
出たい!って言わない奴に出るチャンスが回ってくることはまずないだろう。
出る出ないはもちろん自由だけど、一番かっこいいのは、舞台と映像どちらも充分に知った上で、それでも好きな方を選ぶ。っていう状態だよねって、改めて思った。
あとは、演劇界自体が知る人ぞ知るに甘んじてていいのか、というシンプルな問題。
ライブの醍醐味を知っているからこそ、これからもっと沢山の人に見てもらうことを考えていかないと、とこちらも気持ちを新たにした。
答えはいつも相手ではなく、こちら側に埋まっている。
とりあえず、朝ドラ出るか。。
マネージャー!!(人任せにすな)
朝ドラの影響力は凄いと思います\(//∇//)\
ぜひぜひ挑戦してみてくださいね♪
全国の人に知ってもらいたいです(^_^)v