『クローズ・ユア・アイズ』一時荷下ろしの日

こんばんは
鍛治本です。

『クローズ・ユア・アイズ』大阪公演が終わり、帰京して一夜明けました。

昨日は、新幹線で爆睡したにもかかわらず、帰宅して荷解きをしようとするも強烈な眠気が。
ばたりと就寝。

朝9時半に目が覚め(これでも僕としてはかなり長時間の睡眠)、たはずが、すぐにまた眠ってしまい、なんと気づいたら15時半!!

泥のように眠っていました。

自分は大丈夫と思っていても、身体はかなり疲れていたんですね。

今日は、大阪でトラックに積み込んだ、舞台装置や、照明、音響の機材などを東京公演まで倉庫に一度下ろす作業がありました。
が、僕は、免除。

稽古場で「鍛治本はいいよ」と言われた時に、「いやいや先輩が行くのに、僕だけ免除なんてダメですよ!」と言って免除を解除してもらおうとしたのですが、こうなってみると免除でよかった…。

日々、メンテナンスは十分にしていますが、やっぱりよくよく点検してみると、身体は全身バキバキだったりします。

今日は、先輩たちの優しさに甘えて、一日、ゆっくりしました。

ほとんど何もせず。やったのは旅の荷物を解いて、洗濯したぐらい。

ここ半年、丸一日の休みが片手で数えるほどしかなくて、こんなにゆっくりしたのは久しぶりかもしれない。

でも、ずっとゴロゴロしてると、なんだから、大阪公演のリハーサルを記録した映像をチラ見。

チラ見のつもりが、全部見てしまい、「ああ、ここはもっとこうだな」「ここが伝わりづらいな」と反省。

早くサンシャイン劇場に入りたい(まだ入れてくれませんよ)

本番で得た感覚を忘れないように、そして更に面白くなるように、日々、台本を開いて練習しようと思います。

練習って言葉、若い頃はあんまり好きじゃなかったけど(練習せずにできた方がかっこいい気がするもんね。完全な勘違いだけど)、今は、日々の練習、稽古、準備の大切さを痛いほど感じます。

もっともっと上手くなりたい。
それは小手先のパッと見の上手さや技術じゃなくて、相手に影響を与えるとか、どれだけその状況にちゃんと身を置き続けられるか、っていう意味で。

劇中で芥川が言う「自分の言葉」みたいなものを少しでも体得したい。

『サンタクロースが歌ってくれた』を観た時も感じたけど、今回の『クローズ・ユア・アイズ』も己の才能(の有る無し)を突きつけられてもがく人たちの話でもあるな、と演じていて感じます。

何者かになりたいけど、今、何者でもなくて焦っている人、何者でもない武三と鍛治本が舞台上で頑張りますんで、観に来て下さい。
一緒にもがきましょう。

公演の詳細、ご予約はこちら
(土日がかなり混雑してきました。お早めに。それと平日が狙い目です)

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