こんにちは
やっぱり誰よりも楽しんだ鍛治本です。
14日の合同ワークショップについて。
7日のワークショップもそうだったけど、今までよりかなり踏み込んだ内容になった。
それは技術的なことというよりも、もっと個々人の、本当はこうしたいのに!みたいな、心のつっかえを解くにはどうしたらいいか、一緒に考えるような作業。
色んなつっかえがあるけど、そのほとんどに僕自身心当たりがあることに、ワークショップをやりながら気付き苦笑してしまう。
普段生活する分には、まったく必要のない作業かもしれない。
ほぐれにほぐれた心で、日常を生きてると傷付くことも多い。
だから、どこかで堰を作って生きてる。
でも、堰が大きくなると、外からの攻撃を防ぐだけじゃなくて、内側の自分も閉じ込めてしまうようになるんじゃないかと思う。
演劇が日常に貢献出来るとしたら、そこじゃないかと思っている。
堰を飛び越えて、堰をぶち壊して他者に会う為に外に出てくる。
おまけに相手の堰を壊しに行く。
そうしないと演劇は面白くならない。
でも、それはお互いにとってとても恐いことでもある。
ワークショップは、どんなに堰を壊しても壊し合っても大丈夫な空間にしたい。
堰を乗り越えるのが恐いってことを声を大にして言ってもいい。
堰を壊すのに武器はいらないし、堰を壊されることを恐がって武器を持っている必要もない。
変わるのは一瞬。
でもそれが一番恐い。
ワークショップをやる度に、大切な仲間が増えていく。
嬉しいね。